昭祗汽船株式会社は、乗組員の健康保持・船舶及び積荷の安全確保・環境保護を船舶の管理業務実施にあたっての重要課題であると確認し、これらを「基本方針」として定めています。
HSE(健康保持・安全確保・環境保護)に関する基本方針
健康維持
〇乗組員の健康保持のため以下の薬物・アルコールに関する指針を定める。
・薬物の不正使用ならびに薬物の使用・保有・譲渡・売買の一切を禁止する。
・薬物またはアルコール摂取の疑いのある乗組員が船内の一切の業務に就くことを禁止する。
・船長は乗組員に対して不定期に呼気中のアルコール濃度テストを行い、航海当直・荷役当直及びその他の船内業務中にアルコールが検出された場合には懲戒処分とする。
〇会社は船員法の定めに従い定期的に乗組員の健康診断を行い、健康保持の確認と疾病の早期発見に努める。
〇船長は乗組員に船内業務を行わせる場合、船員法及び労働安全衛生規則を遵守のうえで、過重労働とならないように配慮する。
〇カーゴベーパーの管理を徹底し、排出を抑制し輸送に従順する乗組員、岸壁での作業者、周辺住民への影響予防に努める。
安全確保
〇管理船舶及び積荷の安全を確保する為、定められた法令を遵守し「事故ゼロ」に努める。
〇運航者によって定められた運航管理規定に従って船内業務を実施する。
〇管理船舶の安全に対して必要であると認められる支援を陸上から提供することを確保する。
〇安全を阻害するような要因が管理船舶に発生していないか監視する。
環境保護
〇海洋汚染防止法ならびに各港・自治体において定められた法令を遵守する。
〇海洋汚染・大気汚染の予防・防止に努め「油を一滴でも海上に流さない」、「漏油ゼロ」を遵守する。
〇省エネ活動に努め、機関からの排気ガス排出の削減を進める。また、騒音を削減し、人々への様々な影響を少なくする。
〇AFS条約を遵守し、船舶は防汚塗料を使用することにより、海洋環境の保護に努める。
〇船舶発生廃棄物の発生が減少するように努めるとともに、定められた処分方法を遵守する。
〇資源の無駄を省き有効活用を図る。