おせっかい娘といいましても、弊社の所有船の睦洋丸のことです。
以前もブログで述べたとおり、船は女性名詞でいわれます。・・・ということで、おせっかい娘とここでは言わせてもらいます。
4月に星賀港に戻ってきて、約半年海外売船が、9月に決定してから、まあ、なんというか、よっぽど売られるのが嫌だったのでしょうか、配管が割れるだの、ギアが壊れるだの、電気系統がいかれるだのまあ、手を取らせられました。整備に約1か月ほどかかりまして、本日11月20日の7時に出港。整備は前々日の18日までかかり、本当に世話の焼ける娘でした。
一旦、広島県尾道市まで検査等を受けに航海して、それから、バングラデシュまで航海していくという日程みたいです。(途中、現地船員と別の日本人クルーの乗り換えはあるみたいですが)以前、昭袛丸(旧船)を出した時も、今回もなんかさびしい感じではありましたし、今回私も整備に加わり、機械の取り外し方・整備の仕方や、発電機、エンジンのかけ方などをおそわり、かなり勉強になりました。もともと、できているものをばらしてまた組み立てるというような作業は嫌いではなくむしろ好きなほうなので、楽しくできたのではないかと思います。と、いうことで整備に加わったので、一段と思い入れが強く出港後は嫁にやる父の気持ちみたいでさびしかったです。
世話が焼ける娘ほどかわいいのか、私にも実の娘が2人(ここは人間です)います。嫁入りするときはこんな感じになるのかなと思ったのは私だけでしょうか。実の娘だから泣くかもしれないと思います。(笑)
おせっかい娘、嫁に行く!!(T_T)/~~~
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